はれて、データ打ち込みとコーラス吹き込みが終わった。と、思ったら、あらためて聞き直しているなかで、「言葉にできない」の一部に、ベース音の入力ミスがあったのを発見した。ちょうど、ピアノソロでいったん静まり、「聴かせる」部分が終わって、再び演奏に入る最初のベースの音程が、半音下がっていた。やはり、かなりの違和感がある。これは修正しなければ、と、この曲だけ、最初からやり直して、コーラスを吹き込んだ。幸い4小節しかないので、すぐに終了。ようやく、手作業は終わった。
さて、今度はこのデータを「音楽」に仕立て上げる作業だ。頭ではわかっていても、実際にどうなるか、分からないまま、最初の2曲にチャレンジした。
まずは、5トラックに分けられた音全体に、エフェクトをかける。コーラス、リバーブ。特に、コーラス部分を深く設定してみた。そして、次の作業が各トラックを1つのトラック(ステレオ)にまとめる「バウンス」。全体のバランスをとりながら、各トラックの音量バランスを決める。やってみると結構、楽しいぞ~。
そして、最後に「マスタリング」。ライブパターンがあったので、それにしてみた。聴きなおしてみると、やはりこれまでの音に加え、広がりが加わった感じがする。(なんか表現が素人だけど…)
そしていよいよ、CD-Rへの書き込み。1曲終えたところで、聴いてみたら、なんとビックリ。それまでなんとなく、世の中に発売されているCDの音と「やっぱり違うなあ」と思っていたけど、なぜかCD-Rに最終的に書き込んだサウンドは全然違った。なんなんだこれは。まったくの素人だが、こんなにきれいなサウンドができるのか…。
ますます、はまりそうである。