知らぬは親ばかり…。子どもたちが、恐ろしいまでに曲を覚えていた。昨年末、大牟田の実家に家族で帰省したとき。車で1時間半くらいのドライブの間、車内で鳴らしていたCDの曲にあわせて、小学2年生の長男が歌を口ずさんでいた。
サスケのアルバム「スマイル」をかけていたのだが、「青いベンチ」がかかると、それまでぺチャぺチャしゃべりまくっていた長男が、だまりこくったと思えば、サビの部分なると、 「この声が枯れるくらいに♪~」と歌いだした。お世辞にもうまいとは思わないが、サビはほぼ完ぺきである。
そういえば、クリスマスの時期、もうすぐ2歳になる娘が「きょ~うは~、クリ○×△●、マチは●△×、おま~つり~さわぎ」と歌っていたことを思い出した。ダウンダウンと槙原の「チキンライス」のサビである。童謡を覚えさせられてはいるが、オヤジが聞いている曲を覚えさせた覚えは無い。子が勝手に覚えた。無意識のうちにだろうが、覚えは早い。
チキンライスの中にある。
「親に気を遣っていたアンナ気持ち 今の子どもに理解できるかなあ」
娘が大きくなったとき、こんな歌を口ずさんでいたことをしっかり伝えないといけない。