恒例の初詣で。今年も箱崎宮に行った。露店に目を奪われ、我を忘れる子ども達をなだめながら、人ごみをかけぬけて、なんとかお参りすることができた。毎年のことだが、いろんなパワーがいる。と、同時に、こんなにも整然と並んでお参りする「お利口な」人種は、やはり日本人しかないと確信もする。
そして、お決まりのおみくじ。昨年はどうだったか。1年前のことだが、まったく覚えていない。そんなもんなのかもしれないが、やはりひかないと1年が始まらないと思うのも、これまた日本人としての習慣なのだろう。
半吉。はじめてこんなものを引いた気がする。「半」の文字が妙に気になった。その後に続く内容については特に問題なかったが、「半」が気になって黙りこくってしまった。「今年は半分なのか。結局、なにもかもが中途半端に終わるのか」。余計に落ち込んでしまった。
来年は「前厄」。厄払いをしてもらわないといけない。1年後、「わざわざそんなことしないといけないのかなあ」「そんなことは必要ないさ」と笑って飛ばせるようになっていたい。