小学2年になる長男のマイブームは「九九」。風呂で、旅行先で、トイレで、ブツブツいっては、かけ算を必死に覚えている。先日、ある出版社の付録として長男が持っていた「九九」の表を眺めていると、あることに気がついた。
「5×5=25」「6×6=36」を口でいうと、「ごごにじゅうご」「ろくろくさんじゅうろく」。
これは「=」は読まない。
しかし「2×3=6」「3×3=9」を口でいうと「にさんがろく」「さざんがきゅう」。
これは「=」を「が」と読む。
何気なく覚えていた「九九」に、今になってなぜ「=」を「が」と読むのと、読まないのがあるのか、その違いがわからない「ナゾ」が生まれた。
悔しいから、その表をジッ~とながめていた。しばらく、わからなかったが、ある法則に気がついた。
「=」を「が」と読むパターンは、答えがすべて1ケタなのだ。2ケタになると、すべて「=」を素通りするのである。目からうろこだった。思わず叫んだため、長男が「なにがわかったの?」と驚いていた。
…しかし…。
「今ごろ気付いたの?」と言う人が大勢かもしれない。
だとすると、かなり恥ずかしい…