夏休み。今年も「飲んで」「食って」「寝る」の3拍子を堪能した。
毎年、九重の貸別荘「おかりや」で、いわゆる夏休みをすごしている。1泊2日だったり、2泊3日だったり。年に1回、われを忘れて贅沢な気分に浸っている。長男が生まれる前からだから、もう10年くらいになる。そして、ここ数年、利用しているのは「
おかりや」だ。
玖珠ICから宝泉寺温泉郷に向かって走る。その温泉郷を過ぎたあたりで、左に入るとその貸別荘群がある。全部で4、5軒。静かな山あいのなかに、まさにひっそりとたたずんでいるのだ。九重の高原だから、やはり涼しい。
貸別荘での夏休みは、まるでVTRのように毎年同じことをする。家には、小さいながら、4、5人は入れる露天風呂がついている。24時間OK。宿についたら、まずはこの露天に飛び込む。
そして、バーベキューだ。宝泉寺温泉郷にわずかながらある商店街(?)で買い込んで来た野菜、そして肉、お酒をむさぼる。肉には「豊後牛」の一番高いやつ(自分が買うわけではないので値段はわからない)が入っている。
ひとしきり飲み食いすると、花火。子供がはしゃぐためのイベントが、酔っ払いの大人の楽しみにもなっている。
そして、また露天風呂。普段なら、仕事で一番忙しい時間帯に、一番気持ちよくなって、そのまま布団にもぐりこむ。
朝、頭の軽い痛みをとるために、散歩して露天風呂へ。そして、10時半ごろに遅い朝食…。カミサンの姉夫婦が、宿の手配から、運転手から、食事の準備から、旅のスケジュールからすべてをコーディネートしてくれるから、これ以上の贅沢はない。
適当に遊んで、帰りの車の中では、シートに溶け込むように寝る。
今年も夏休みが終わり、腹のまわりに肉が加わった。